既存住宅状況調査=インスペクション と言います。
中古住宅の購入を考えている方は覚えておきましょう。
平成30年4月から宅建業法で不動産売買時に「インスペクション」に関する説明が義務化されます。
中古を買うのに「どんな物件なのか、素人では解らない」問題を少しでも解決する目的です。
平たく言うと「中古住宅の健康診断書」みたいな物でしょうか。
もう少し詳しい説明は↓こちらをクリック
オールアバウト「インスペクション」
国土交通省の指針で「建築士の資格者」のみインスペクションできる事が決定しました。
私も来月、技術者講習を受けて参ります。安心して御相談頂きたいと思います。
今、中古住宅業界は、そんな事になっております。
さて、江津市和木町でもうすぐ大型リノベーション工事が始まります。
先日「平屋+LOFT」で手描きパースを公開したお家です。→「平屋+LOFT」提案編
築30年の大変キレイに使われた平屋のお家。
中古物件の購入前にTSデザインでインスペクションしました。
当時のスタンダードな外観仕様です。
①瓦屋根
②焼杉板の外壁
③窓上の高い位置の壁は漆喰
↑和室には立派な床の間。
お風呂やトイレも、昭和の仕様です。
↓当時の分電盤はブレーカーが少ないですね。
床下や天井裏も確認させて頂きました。
↑屋根裏では思ったよりも大きな梁「敷桁」シキゲタ を発見。
この敷桁を活かしたPLANを計画中です。
下図の赤い帯状のラインが敷桁。長さも立派ですね。
↑既存図 ↓計画図
完成見学会(工事途中見学会)も計画しております。
ワクワクするリノベーションの予感がします。お見逃しなく!
リノベーション2017年7月31日